胃癌ってどんな病気?

胃がんの転移

胃がんの転移

血行性転移

 

がん細胞が新生血管に入り込むと、血液中を流れ、
全身の各臓器に運ばれ、転移します。

 

胃壁の静脈より血行に入り、
肝や肺、骨(骨髄)、脳、皮膚などへ転移します。

 

リンパ行性転移

 

胃壁のリンパ管に入ったがん細胞が、
リンパ流によって運ばれ、遠隔リンパ節に転移します。

 

大動脈周囲のリンパ流から胸管を経由し、
鎖骨骨上リンパ節へと転移します(Virchow転移)。

 

腹膜播種性転移

 

漿膜を突き破ったがん細胞が腹腔内に遊離し、
腹腔内の腹膜に生着して転移します。

 

がん性腹膜炎となり、腹水が出現します。

 

ダグラス窩へ転移することもあります(Schnitzler転移)。

 

胃がんが卵巣へ転移するKruckenberg転移も有名ですが、
これは、血行性、リンパ行性の転移とも考えられます。

進行度分類(Stage分類)

胃がんの進行度は、StageIA〜Wまであり、腫瘍の壁深達度(T:tumor)、
領域リンパ節転移の程度(N:node)、
他臓器への転移状況(M:metastasis)という3つの基準から判定します。

 

*胃周囲のリンパ節を領域リンパ節といいます。