胃癌ってどんな病気?

胃がんの検査

胃がんの検査

胃内視鏡検査

 

胃内視鏡検査は、口から胃の中に、胃ファイバースコープを挿入し、
胃の粘膜面を直接細かく観察することができるものです。

 

超音波内視鏡検査(EUS:endoscopic ultrasonography)では、
がん病巣の深達度や周囲リンパ節への転移を判定することができます。

 

色素散布、拡大内視鏡、NBI内視鏡(narrow band imaging:狭帯域光観察)などでは、
がんの広がりをより正確に診断することができます。

 

生検・細胞診

 

内視鏡検査で、組織の一部を採取し、顕微鏡検査を行ないます。
この病理診断によって、病変の良性・悪性が判断できます。

 

生検・細胞診は、がんの確定診断にとても大切な検査です。

 

腹部CT・超音波検査

 

腹部CT(computed tomography:コンピューター断層撮影)は、
早期の胃がんの診断には適しません。

 

腫瘤の大きさや肝臓、リンパ節への転移、
腹水、胸水の有無を調べることができます。

 

胃X線検査

 

胃X線検査は、バリウムを飲んで行なうX線検査のことです。

 

胃の全体像や病巣の位置、胃の切除範囲を決定するのに適しています。

 

がん検診や人間ドック等で主に行なわれています。

 

腫瘍マーカー

 

腫瘍マーカーは、がんの進行や、再発の判定に役立ちます。

 

胃がんの診断には、比較的陽性率が高い
CEA(carcinoembryonic antigen:がん胎児性抗原)、
CA19-9(carbothdrate antigen19-9:糖鎖抗原19-9)、
DU-PAN-2(pancreatic cander assosiated antigen2:膵臓がん関連抗原2、
CA125(carbohydrate antigen125:糖鎖抗原125)などが用いられます。

胃がんの術式の適用

幽門側胃切除術: 幽門側胃切除術は、
        がんが胃の幽門側1/2に限局している場合に適応になります。

 

噴門側胃切除術: 噴門側胃切除術は、
        がんが噴門上部1/3に限局し、比較的早期の場合に適応になります。

 

胃全摘術: 胃全摘術は、がんが胃全体に拡大している場合に適用になります。

 

姑息手術(緩和手術): 姑息手術は、胃がんが肺や肝臓、腹膜などに転移し、
           治癒が難しい場合(StageW)に、さまざまな症状を緩和させるために行なう手術です。
            胃空調吻合術や、胃ろう、腸ろう造設術などがあります。

 

減量手術: 減量手術は、治癒切除が難しくても、
     胃を切除し、がんをなるべく取除くための手術です。